
文京区新エネルギー・省エネルギー設備設置費助成制度について、詳しく解説します。
■令和5年度 文京区新エネルギー・省エネルギー設備設置費の
助成制度について
制度名:
令和5年度 文京区新エネルギー・省エネルギー設備設置費助成制度
この制度は、エネルギー消費の削減を通じて、地球温暖化防止への対策を推進するものであり、文京区が持続可能な未来を目指して取り組む一環として実施されています。
【制度の目的】
地球温暖化防止のための新エネルギー・省エネルギー設備の設置を促進する。
【助成金の概要】
文京区内の建物の屋根・屋上部分の遮熱塗装を促進し、屋内の温度上昇を緩和し、エアコンの使用量を減らすことで地球温暖化の進行を緩和する。
【助成金の金額】
●塗布面積当たり:2,000円
●個人または中小企業者:上限40万円
●管理組合等:上限100万円
【申込受付期間】
●第1期:令和5年5月1日~7月31日
●第2期:令和5年8月1日~11月30日
●第3期:令和5年12月1日~令和6年2月29日
【対象者】
●個人で、自身が所有もしくは居住する住宅の建物の屋根に工事を行う方。
●区内の分譲共同住宅の管理組合。(法人化している場合やしていない場合も含む)
●区内に主要な事業所を持つ中小企業者。
【対象住宅】
●自己居住用の住宅。
●マンション等の集合住宅の場合は専用部分。
●併用住宅の場合、居住部分のみが 対象。
【対象となる施工】
●住宅、事業所、集合住宅の共用部分の屋根・屋上部分の遮熱塗装。
●既存の建物への施工。
【区役所窓口情報】
●所在地:文京区役所 環境政策課 脱炭素担当(文京シビックセンター17階南側)
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
●連絡先:電話:03-5803-1276 / FAX:03-5803-1362
助成金額や条件:具体的な助成金の額や、申請に関する条件、必要な書類などは、文京区の公式ホームページや関連資料をご参照ください。申請を検討する場合は、公式情報を直接確認することで、最新かつ正確な情報を得ることができます。また、助成金は予算に限りがあるため、早めの申請が推奨さ れます。
遮熱塗装工事に関する助成要件を以下にまとめます。
【遮熱塗装のメリット】
●屋根や屋上部分の遮熱塗料を施工することで、夏季の屋内温度の上昇を抑制できる。
●エアコンの使用頻度や稼働時間の削減により、電気代の節約が期待できる。
●節電によるCO2排出量の削減が期待され、環境への貢献となる。
【助成要件】
●塗料:JIS K5675(屋根用高日射反射率塗料)適 合品、または日射反射率(近赤外線領域)50%以上の塗料を使用。
●施工場所:住宅、事業所または集合住宅共用部分の屋根・屋上部分(屋根・屋上立ち上がり部分含む)。
●既存建築物:既存の建物への施工。
●耐用年数:10年以上。ただし、新しい要件に合った塗料を使用する場合、耐用年数は関係なし。
【助成対象者の区分】
●個人
①施工期間:令和5年2月1日~令和6年1月31日。
②自らの所有/居住する住宅の施工、または施工した住宅の購入。
③販売・譲渡を目的としない。
④複数所有者の場合、全員の同意が必要。
⑤共同住宅の場合、管理組合の同意が必要。
⑥施工費用は申請者が全額負担。
⑦前年度の住民税に滞納がない。
⑧申請者=建物所有者=領収書名義=振込名義。
⑨個人名義の併用住宅・賃貸併用住宅も対象。
●管理組合等
①分譲共同住宅の管理組合。
②施工期間:令和5年2月1日~令和6年1月31日。
③施工費用は管理組合が全額負担。
④区分所有法に基づく集会での同意が必要。
⑤申請者(代表者)=領収書名義=振込名義。
●中小企業者
①中小企業基本法に基づく中小企業者。
②事業所が文京区内に存在。
③施工期間:令和5年2月1日~令和6年1月31日。
④施工費用は中小企業者が全額負担。
⑤前年度の法人/住民税に滞納がない。
⑥複数の所有者がいる場合、全員の同意が必要。
⑦申請者(代表者)=建物所有者=領収書名義=振込名義。
これらの要件を満たす場合、文京区の助成金制度を利用して遮熱塗装工事の支援を受ける
ことが可能です。適用の際は必要書類や詳細を文京区の関連部署で確認し、手続きを進め
ることをおすすめします。